全日本少林寺流空手道連盟
Shorinji-ryu
 Karate-Do
  Renshinkan
  Fukuoka
錬心舘 福岡県連合会









宗家 保 巖 十段範士の紹介


 宗家保巖十段範士は、開祖(故)保勇十段範士の長男として昭和23年鹿児島にて誕生。
平成12年5月少林寺流空手道錬心舘宗家を襲名。

 師であり、父である開祖の薫陶の下、厳しい修行を重ね、型・組手の 最高技術を極める。

 全国大会に於ける特別演武少林寺流正流七法の最高峰公相君の型は、壮絶豪快の中に華麗さを備えた完成された型と評される。

 また、組手技術は防ぐことのできない空手道の最終技術として空手界の畏怖の的となった「後ろ回し蹴り」「連続回し蹴り」「二段廻転蹴り」「足刀くの字飛び」「螺旋回し蹴り」「逆風足刀蹴り」等あらゆる技術に精通している。

 昭和42年、第一回全国選手権大会に於いて、圧倒的な強さで優勝を飾り、爾来指導者として普及活動を開始。
昭和44年弱冠19歳でフィリピンに渡り、バギオ商工科大学で指導。昭和46年には、台湾派遣団の団長として台北市に於いて指導。昭和56年にはドミニカ共和国を拠点に中米各国で指導、現在活動する中華民国、ドミニカ、プエルトリコ等支部の基礎を創る。

近年は欧州、インド、北米各地でも指導にあたり、 高い組手技術と深い精神性を有する代表的な日本武道として、年々、 愛好者の数を増やし、空手道の国際化を推進している。また、発展途 上国海外支部の子供達に空手衣を贈る運動等、国際交流や福祉活動を展開している。
「空手道の神髄は型にあり」、合理性に立脚した華麗でスピード感溢れる型の普及を通じて健全なる青少年の育成に大きく貢献したことは 顕著な功績である。
 また、その卓越した指導力で教育者としても全国各地に精神的・技術的高揚をもたらし、連盟発展のための近代化、国際化に尽力している一門の総帥である。勇壮で機和に富み、至情溢れる指導者で錬心舘空手道の格調高い精神性を原点に21世紀の武道家として広く敬愛を集めている。